脳梗塞で救急搬送された母が、回復期リハビリ病院へ転院して約2ヶ月が経ちました。
ここまで、比較的順調に回復してきた母。
発症直後は座位を保つことすら出来ませんでしたが、前回の面談時には車いすでの自走など出来ることも増えてきました。
そして3回目の面談では、予定通り歩行訓練が始まったことを知りましたが…
これがちょっと、私の想像を超える回復ぶりで驚かされました。
前回(2回目)の面談の様子はこちら
さてまずは、今回のFIM評価(ADL評価)です。
(クリックで拡大できます)
■リハビリ病院3回目の面談|歩行訓練開始と驚きの回復ぶり
今回、新たにできるようになっていたことの中で、驚いたのは階段昇降です。
確かに歩行訓練が始まるとは聞いていました、でも階段ですよ!?
前回1だった評価がなんと5になっていました。
2足1段、両足をそろえて一段ずつ昇り降りする方法ではありますが、見守りレベルでできるようになっていました。
そして、さらに驚いたのは歩行。
写真のADL欄の歩行評価は1のままでしたが、*IADL欄では”屋外歩行”の練習が始まったという記載があります。
室内では歩行器を使う練習。
屋外ではシルバーカーを使って病院敷地内を見守りレベルで1周できる…。
え?始まったばかりで1周できちゃうんですか!?
だって、3週間前の要介護認定調査の時は、支えにつかまって立ち上がり、手を離してその場に立っているのが精一杯。
まるで、つかまり立ち卒業間近の子供のように体が揺れていたのにです。
こんなにも短い期間での変化に、私は本当に驚きました。
*IADL-手段的日常生活動作…ADLより一歩進んだ”自立した社会生活を送るために必要な動作”。 薬や金銭管理、食事の準備なども含まれます
■身体機能も順調に回復
身体機能についても順調に回復しているとのこと。
左上下肢の*随意性も向上しているそうです。
面談後、リハビリの様子を見て欲しいと案内されました。
そこには、まだバランスは不安定ながらも、手すりを使いながら歩行訓練に励む母の姿がありました。
脳梗塞で突然入院してから3ヶ月弱。
入院直後から傍で見てきた私には、あの座位すら保てなかった状態から、今こうしてフリーハンド歩行を目指し訓練していることが、本当に信じられない思いでした。
*随意性-自分の意志で思った通りに動かせるか
■日々”できること”が少しずつ増えていく
ここまで回復すると、食事前に行われる一斉起立訓練にも参加できるようになります。
これは、病院独自の取り組みで、食堂で食事の前に立ったり座ったりを繰り返し行う全員参加の運動で、体調などに合わせて100回程度を目標に行うそうです。
主治医が
「うちの病院は体育会系なので、毎日が部活動みたいですよ」
と笑っていらっしゃったのも納得です。
その他にも
・麻痺側の手も使って薬袋を自分で開封することができる
・歯磨きのセッティングも自分でできる
・屋内移動も歩行器を使い軽介助でできる
・食事がお粥から軟飯と粗トロへ進む
など、また少しずつできることが増えていました。
■退院予定は延長へ
ここまで、12月中旬から1月上旬を目途に要介護申請などを進めてきましたが、ここへきて入院期間が延長されました。
脳梗塞後に回復期リハビリ病院へ入院できる期間は約5ヶ月(最大150日間)。
その期限いっぱいまで使って自立歩行を目指します。
この時点で主治医も母の退院先を自宅と定め、退院後の生活に必要なより具体的な訓練が行われるようです。
そのためにも、実際にリハビリスタッフが実家を確認する”家屋評価”も勧められました。
実際の生活環境を確認し、退院後の生活を見据えた訓練や福祉用具の検討を行うためです。
これは、ケアマネ、福祉用具の業者も立ち合いで行う方がよいとのことで、介護保険の認定結果が出てから日程調整することとなりました。
さらに、本人が実際に普段使用している杖と、今後使用予定のシルバーカーを持参することになりました。
■翌週にはさらに歩行器で自立まで回復
ちなみに、この翌週。
杖とシルバーカーを持参して病院を訪れた私の目の前を…
なんと母が歩行器で廊下を歩いて来るではありませんか!
聞けば、昼間は歩行器で自立。
夜間のみ安全のために車いすを使用だそうです。
3週間前、”両手ばなしで立っているのがやっとだった人”とはとても思えません。
アラ90、その精神力と回復力を、私はちょっと侮っていたのかもしれません(笑)
残念ながら、お正月を病院で過ごすこととなりました。
それでも入院当初に比べると、母の表情がずいぶん明るくなったのは紛れもない事実でした。
歩けるようになりたい
家に帰りたい
そんな気持ちが、母の原動力となっていると強く感じた今回の面談でした。
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